かや葺きの拝殿が鎮座する夜都伎神社
かや葺きの拝殿が鎮座する夜都伎神社
山の辺の道ハイクの休息地
夜都伎神社は「やつぎじんじゃ」と読みます。
春日の四神、武甕槌命(たけみかづちのみこと)、姫大神、経津主神(ふつぬしのかみ)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀り、俗に春日神社と呼ばれています。
奈良の春日大社と関係が深く、明治維新まではここから蓮の御供えと称する新饌を献供し、春日大社からは60年毎に若宮社殿と鳥居が下げられてきました。
『延喜式』『大和名所旧跡案内』『大和名所図会』には「夜都伎神社」、『大和志』には「乙木明神」と記されています。
現在の本殿は明治39年に改築されたもので、春日造桧皮葺、高欄、浜床、向拝付彩色7色の造りとなっています。この地方では珍しいカヤ葺きの拝殿や、末社の琴平神社・八坂神社とならんで美しい景観を呈しています。
【アクセス】
天理市乙木町765
JR・近鉄天理駅よりバス「乙木口」下車、徒歩10分
https://kanko-tenri.jp/tourist-spots/center/yatogijinja/

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